「過去最高記録を…」大谷翔平効果でリーグ全体が潤う!? ドジャースに加え他球団も恩恵「MLBが急速に成長し…」
ロサンゼルス・ドジャースが昨オフ、10年総額7億ドル(約1107億円)の超大型契約で大谷翔平選手を獲得したことは、経済的効果の側面で大正解だったと言えそうだ。同選手一人によってドジャースのスポンサー収入が大幅に増加し、他球団にも多大な恩恵をもたらしていると、米経済誌『フォーブス』が報じている。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング 調査会社『スポンサー・ユナイテッド』によると、大谷との契約後にドジャースは日本を拠点とするパートナーを12社追加し、スポンサー収入は合計7000万ドル(約111億円)増加したという。さらに、大谷が敵地で試合する際には他球団の球場に日本企業の広告が掲載されたため、他球団は大谷によって累計1500万ドル(約23億7000万円)の収益を獲得した。 つまり、ドジャースだけでなくメジャーリーグ全体が恩恵を受けており、大谷効果も相まってリーグ全体のスポンサー関連の収入は前年比16%増となっている。同紙はタイトルに「スポーツ全体のスポンサーシップは、大谷とMLBの牽引により過去最高記録を達成」とつけ、「北米の5大プロスポーツリーグのうち、MLBのスポンサーシップ額を上回っているのはNFLのみで、MLBほど急速に成長しているリーグはない」との見解を示している。
ベースボールチャンネル編集部