バルセロナ監督フリック、ベルナルの靭帯断裂に…「私たちは彼にブスケツの姿を重ねていた。代役はカサードかE・ガルシア」| ラ・リーガ
31日のラ・リーガ第4節、バルセロナはホームにバジャドリーを迎える。前日会見に出席したハンジ・フリック監督は、開幕3連勝を果たしていることを喜びながらも、プレーを改善していく必要性を説いている。 「勝ちながらスタートを切ったならば、それに越したことはない。最初の3試合では勝利をつむことができた。ただ改善すべき部分もあり、明日にそうできるかトライしてみるつもりだ」 「バジャドリーはとても良いプレーを見せる。守備が良く、スピードある攻撃を仕掛けてくるね」 フリック監督はまた、左ひざ前十字靭帯を断裂したMFマルク・ベルナルについても言及。同選手の代役としては、MFマルク・カサードとDFエリック・ガルシアの名を挙げている。 「ラージョ戦のマルク・ベルナルは素晴らしかったし、彼の不在を本当に寂しく思う。17歳で信じられないようなプレーアイデアがある選手だ」 「私たちはブスケツのような選手を必要とし、ベルナルからポジティブな要素を見出していた。だが彼の代わりを見つけなくてはいけない。マルク・カサードとエリックは選択肢に挙げられるね。彼らはうまくやってくれるはずだ」 「エリックはより守備的な選手だが、しかし中盤でもプレー可能だ。私たちはそのことをすでに確認している。」 まもなく移籍市場が閉鎖するが、バルセロナはこれ以上補強も放出もしない方針とされている。 「自分が持っているものを受け入れなくてはならない。受け入れるよ。フットボールの世界では様々な噂があるが、私にはもう自分のチームが、十分な陣容がある。自分が持っているものだけに集中したい」 「明日は18選手がいるし、それで十分だ。多くはないが十分なんだ」 フリック監督はその一方で、U-23スペイン代表をパリ五輪優勝に導く活躍を見せたMFフェルミン・ロペスにも言及。昨季1900分間の出場で11ゴール、パリ五輪6試合6ゴールと抜群の得点力を誇る同選手が、将来的にレギュラーになる可能性を否定しなかった。 「彼は8番か10番のポジションでプレーできる。レギュラーではないのは、合流が少し遅かったからだ。しかしシーズンは長い。彼は現時点でレギュラーではないことを受け入れなくてはならないが、将来的にはそうなる可能性もあるよ」