カブスがアストロズのタッカー外野手を1対3のトレードで獲得 鈴木誠也は交換要員に含まれず
カブスは13日(日本時間14日)、アストロズのカイル・タッカー外野手(27)を1対3のトレードで獲得したと発表した。アストロズにはイサク・パレデス内野手(25)、ヘーデン・ウェスネスキ投手(27)、傘下マイナーのキャム・スミス内野手(21)が移り、トレード候補に挙がっていた鈴木誠也外野手(30)は交換要員に含まれなかった。 【写真】交換要員に浮上していたカブス鈴木誠也 右翼手タッカーの加入により、カブスの外野陣は現時点で鈴木、タッカー、コディ・ベリンジャー、イアン・ハップ、ピート・クルーアームストロングの5人と飽和状態。チームはベリンジャーの放出を模索しているが、ベリンジャーが抜けても4人。鈴木は外野守備の機会を求めていると伝えられているが、このままでは今季終盤と同様にDHでの出場が中心となりそうだ。 タッカーは18年にアストロズでデビューし、23年にリーグ最多112打点を記録。今季は故障の影響で78試合の出場にとどまり、打率2割8分9厘、23本塁打、49打点、OPS.993だった。22年からオールスターに3年連続で選出されている。来季終了後にFAになる予定で、総額3億ドル(約450億円)以上の契約を結ぶと予想されている。 アストロズに移籍するパレデスは今季途中にレイズから加入。主に三塁を守り、今季は2チームで計153試合に出場し打率2割3分8厘、19本塁打、80打点、OPS.739。ウェスネスキはデビュー3年目の右腕で、今季は28試合(先発7)で3勝6敗、防御率3・86。スミスは今年のドラフトで1巡目(全体14位)で指名された期待のプロスペクトだ。