<内野聖陽>主演作で監督&脚本・大森寿美男と再タッグ 新境地? WOWOWドラマ「ゴールドサンセット」で謎の老人に
俳優の内野聖陽さんが主演を務め、大森寿美男さんが監督と脚本を担当するWOWOWのドラマ「連続ドラマW ゴールドサンセット」(全6話)が2025年にスタートすることが10月21日、明らかになった。特報映像も解禁された。今作は、白尾悠さんの同名小説(小学館)の映像化で、内野さん演じる謎の男をはじめ、心に傷を抱えた人々が、人生を見つめ直す感涙のヒューマンドラマとなる。 【写真特集】「きのう何食べた?」“最強ヒロイン”内野聖陽が「大号泣」
1993年のデビューから、30年以上第一線で活躍し続けてきた内野さん。脚本・監督の大森さんはこれまでに、映画「黒い家」(1999年、森田芳光監督)、NHK大河ドラマ「風林火山」(2007年)、NHK特集ドラマ「どこにもない国」(2018年)で内野さん主演作の脚本を担当してきた。
内野さんの新たな挑戦となる今作では、古いアパートに住む謎の老人、阿久津勇を演じる。阿久津は一人大声を上げたり、どこかおかしな振る舞いで隣の女子中学生に不審がられる始末だが、次第にその振る舞いの理由と、過去が明らかになっていく。
阿久津が出会う心に傷を負った女子中学生、彼女が出会う人生崖っぷちの中年女性、過去の職場でのトラウマを抱える女性、大切な人に優しいうそをつき続ける青年など、どこかに生きづらさを抱える人々が、不思議な糸に操られて劇団「トーラスシアター」へ。この出会いを通し、一つの物語に結び付けられていく。
劇中に登場する劇団「トーラスシアター」は、演出家の蜷川幸雄さんが晩年に力を注いだ、55歳以上が参加資格という劇団「さいたまゴールド・シアター」にインスパイアされたもの。登場人物の悩みとシンクロする、劇中に登場する戯曲のせりふにも注目したい。内野さん以外のキャストは今後発表される。
ドラマは2025年に毎週日曜午後10時からWOWOWプライム、WOWOWオンデマンドで放送・配信(第1話無料放送)。
内野さん、監督&脚本の大森さん、原作の白尾さんのコメントは以下の通り。