ゴルフ=LPGAが新たな性別規定、男子で思春期なら出場資格なし
[4日 ロイター] - 米女子プロゴルフ協会(LPGA)は4日、ジェンダー関連の規定を更新し、出生時に男子と判定され、男子として思春期を過ごした選手には出場資格がないと発表した。 この新規定は2025年シーズンから適用され、LPGAツアー、エプソンツアー、欧州ツアー、その他LPGAのエリートアマチュア大会などが対象となる。 LPGAによると、この新規定は医学、科学、スポーツ生理学、ゴルフパフォーマンス、ジェンダー政策法における著名な専門家を擁した作業グループの協力を得て決定。同グループは男子として思春期を過ごした選手は、そうではない選手と比較してゴルフのパフォーマンス面で優位に立つ可能性があると助言したという。 近年、さまざまな競技団体が、トランスジェンダーの選手がトップレベルの大会に参加することを制限する動きを見せている。