【クライミング】7位の野中生萌は「全力以上のものを出す」とリードへ意気込み 森秋彩は「心が折れかけた」
◇パリオリンピック2024 スポーツクライミング女子ボルダー&リード準決勝ボルダーラウンド(大会12日目=日本時間6日、ルブルジェ・スポーツクライミング会場) 【画像】男子種目のボルダーで1位につけた安楽宙斗選手 スポーツクライミングの女子ボルダー&リードの準決勝、ボルダーラウンドが行われました。ボルダーとリードの合計ポイントで決勝進出者が決まるこの種目。日本勢の野中生萌選手は「7位」、森秋彩選手は「11位」につけています。 試合後インタビューに応えた野中選手は「トータルしても思うところはたくさんあるんですけど」と口を開くも「最初の2課題完登することができて、いいスタートが切れた」と振り返りました。第3、4課題の完登を果たせなかったことに関して悔やむ野中選手。しかし「体のコンディションはすごくいい」とした上で、リードラウンドに向けて「ここで気を抜かずに全力以上のものを出して頑張りたい」と意気込みました。 同じくインタビューに応えた森選手は、第1課題がなかなか攻略できなかったことに関し「心が折れかけたんですけど、『ここで負けちゃダメだ』と思って気持ち切り替えて、しっかり得意系はクリアできたのでよかった」と語りました。今大会がオリンピック初出場となる森選手。会場の雰囲気について聞かれると「壁の裏にいてもかなり大きい歓声が聞こえて、歓声にのまれそうになったりもしたんですけど、とにかくいつも通り、楽しもうと自分に言い聞かせてやった」と振り返りました。 日本時間8日にリードラウンドが行われ、合計得点の上位8選手が決勝に進出できます。