ガールズケイリン加瀬加奈子を師匠に持つ若手男子レーサー 心に刺さった言葉は「とりあえず35歳くらいまでは先行しろ!」
武雄競輪場のモーニング「やっぱ!オズパ!杯(F2)」が27日に開幕する。1RのA級予選に出走する治田知也(26歳・新潟=121期)に話を聞いた。 治田知也が先月、特別昇班を果たした武雄に戻ってきた。1月からチャレンジ戦に逆戻りしていたが4~5月の3連続完全Vで2班に返り咲いた。7月からは初めて1班に昇班する。地元での特班初戦は1、3、1着。決勝には乗れなかったが2勝をマーク。そこから約1か月ぶりの実戦だ。 「決勝には乗れなかったけど、感覚的には悪くなかった。(来期に向けて)練習をしたかったので、最初の方は(追加を)断ってました」 弥彦は今回が4回目。「結構呼んでもらっていますね。直線の長さは気にならない」と頼もしい。 治田の師匠はガールズケイリンの加瀬加奈子。師匠の言葉でもっとも刺さった言葉は、 “とりあえず35歳くらいまでは先行しろ!” だそう。 「加瀬さんのレースが一番心に響きますね。自分も頑張らないと、って思わせてくれます」 40歳を過ぎ、子育てをしながらも猛然と風を切る姿が、弟子へのなによりの指導になっている。(netkeirin特派員)