水谷隼も興奮「勢いにのった時の韓国まじで強い」韓国が王者を追い詰める死闘 中国が崖っぷちから逆転勝利で大会11連覇に王手
◇卓球・世界選手権団体戦(24日、韓国・釜山) 卓球の世界選手権団体戦は24日、男子準決勝が行われ、開催国の韓国が大会11連覇を目指す中国を追い詰めましたが、逆転負け。この死闘に元日本代表の水谷隼さんは興奮した様子でSNSを更新しました。 【画像】卓球世界選手権の男子団体ベスト4が決定 第1試合、中国は世界ランク2位の王楚欽選手、韓国は世界ランク14位でエースのチャン・ウジン選手が激突。チャン・ウジン選手がゲームカウント3-1で勝利します。 第2試合、中国は世界1位の樊振東選手がストレート勝利で取り返し、勝負はタイへ。それでも第3試合は世界27位の韓国イ・サンス選手が躍動。世界ランク3位で、五輪シングルス連覇を達成している馬龍選手をフルゲームの末に撃破。韓国が勝利へ王手をかけます。 迎えた第4試合は、チャン・ウジン選手と樊振東選手のエース対決。追い詰められた王者・中国が意地をみせ、ストレート勝利で2勝2敗とすると、第5試合も落とし、逆転負けとなりました。 この戦いに元日本代表の水谷さんが自身のSNSを更新。「勢いにのった時の韓国まじで強い」「リーサンスー(イ・サンス選手)動き良かったし全部フルスイングしてて途中からあの馬龍が防戦一方だった」と興奮した様子でした。 敗れた韓国は、世界選手権団体戦で2大会ぶりの銅メダルを獲得。五輪で2012年ロンドン大会以来の男子団体でメダルを目指す韓国チームに、会場から大きな拍手が送られました。 また崖っぷちから逆転勝利となった中国は11連覇を目指し、大会最終日の決勝へ進みます。