<はばたけ!兵庫の翼>’21センバツ選手紹介/6 東播磨 砂川天斗選手/神戸国際大付 栗原琉晟選手 /兵庫
◆東播磨 ◇スイング修正、打撃が成長 砂川天斗選手(1年) 小学2年の時に兄の影響で硬式野球チームに所属。中学2年の時に阪神甲子園球場で開かれたタイガースカップに出場した。高校選びでは、東播磨OBである兄の「文武両道を実践している」との言葉が背中を押した。「勉強との両立が難しく挫折しそうになる」と言うが、まずは学年30位以内を目指している。 長打力に磨きをかける。入学当初は手打ちだったが、コロナ禍の休校期間中に素振りに打ち込み、秋の大会では三塁打を2本放って得点に寄与した。冬場はスイング軌道の修正と、筋トレで鍛えた体全体を使うことを意識した。福村順一監督は「将来性がある。秋季近畿大会後、最も打撃が良くなった。どんな球にも対応できる」と評価する。 新学年では「年間本塁打10本」を目標に、打撃練習に力を入れる。甲子園では「打点を挙げてチームに貢献したい」。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)181センチ・72キロ(2)右投げ、左打ち(3)稲美・稲美中(4)バラエティー番組を見る(5)ハンバーグ/シイタケ ……………………………………………………………………………………………………… ◆神戸国際大付 ◇鋭い観察眼で堅実な守備 栗原琉晟選手(2年) 神戸国際大付OBで3歳上の兄・凌稀(りょうき)さんの影響で野球を始めた。2017年夏の甲子園に2番・三塁で出場し、活躍した兄の背中を追って入学した。 2年生の秋からベンチ入りし、自身の強みを「堅実な守備」と話す内野手。試合前に相手バッターを観察するなどし打球方向を予想し、アウトを取ったこともある。田中隆太部長(31)は「目立たないプレーだが、飛球を必ずアウトにしてくれる安心感がある」と評価する。 西武ライオンズの遊撃手、源田壮亮が目標で、「腰を下げた低い姿勢での送球」を意識している。練習ではキャッチボールから確実な送球を心がける。 センバツ出場が決まると、帝京大野球部で活躍する兄から「おめでとう」と祝福された。「甲子園ではエラーをせず、長打を放って成長した姿を見せる」と意気込んでいる。 ……………………………………………………………………………………………………… (1)179センチ・73キロ(2)右投げ、右打ち(3)神戸・大池中(4)体を動かすこと(5)焼き肉/野菜 ……………………………………………………………………………………………………… <メモの見方>(1)身長・体重(2)投・打(3)出身中学(4)趣味(5)食べ物の好き/嫌い 〔神戸版〕