熊本市中央区で「バレーボールスクール」 スポーツと親しむきっかけに
幼児から小学生までを対象とした「バレーボールスクール」が12月22日、出水南小学校体育館(熊本市中央区出水4)で開かれた。(熊本経済新聞) 【写真】バレーボールスクールの練習中の様子 主催は「プレバレーボールスクール熊本」。4回目の開講となった今回は、レベル別に3部に分かれ、1歳半から小学6年生までの子ども55人が参加した。 第1部の子どもは「バレーで遊ぼう」をテーマに、幼児がボールに触れたり体を動かしたりした。第2部は「バレーをやってみたい人」をテーマに、チームに分かれての対戦などを楽しんだ。第3部は「バレーがうまくなりたい人」をテーマに、サーブやアタック、アンダーバスなどを練習した。 「バレーは遊びでプレーしたことがあるくらい。スクールで教えてもらいアタックが決まった時はうれしかった」と第3部に参加した小学3年生の山田朝葉さん。見学に来ていた山田さんの父親は「スポーツに触れる中で、興味を持てることを見つけてもらえたら」と話す。 「プレバレーボールスクール熊本」代表の宮迫秋穂さんは、学生時代からバレーボールを続け、現在は2児の母親。友人やバレーボール仲間に声をかけ、9月に同スクールを立ち上げた。「バレーボールが身近だったので長男が興味を持ったが、幼児が対象のスクールが見つからなかった。タイミングを逃したくないので、自分スクールを開講した」と振り返る。「子どもたちが夢を見つける環境を提供する」を理念に掲げ、対外試合には出場しないなど、競技よりも体を動かして楽しんでもらうことに力を入れ、スポーツと親しむきっかけになる場所を目指すという。 来月以降も毎月2回程度開催予定。受講料は、第1部=500円、第2部=500円、第3部=1,000円。3歳以下無料。開講日と会場はインスタグラムで告知する。
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