【MLB】アストロズがマリナーズ4連戦のスイープ負けを回避 アリゲッティは6回2安打無失点で3勝目
【アストロズ4-0マリナーズ】@T-モバイル・パーク
日本時間5月31日、アストロズは敵地T-モバイル・パークでのマリナーズ4連戦の最終戦を迎え、4対0で完封勝利。連敗を3で止めるとともに、同地区対決4連戦のスイープ負けを回避した。アストロズ先発のスペンサー・アリゲッティは6回90球を投げて被安打2、奪三振8、与四球3、無失点の快投で3勝目(5敗)をマーク。マリナーズ先発のローガン・ギルバートは2本塁打を浴び、6回8安打4失点で3敗目(3勝)を喫した。 【動画】アストロズのアレックス・ブレグマンが6号先制2ランを放つ(MLB.comより) 同地区ライバル相手のスイープ負けを回避したいアストロズは、4回表二死2塁からアレックス・ブレグマンの6号2ランで先制。5回表にはビクター・カラティニにも3号ソロが飛び出し、3対0とリードを広げた。6回表はブレグマンの三塁打などで一死1・3塁のチャンスを作り、カラティニの内野ゴロの間に1点を追加。先発のアリゲッティが6回2安打無失点の好投を見せると、7回以降はラファエル・モンテロ、ライアン・プレスリー、ジョシュ・ヘイダーとつなぎ、4安打完封リレーを完成させた。 アストロズにとっての明るい材料は、開幕から低空飛行が続いていたブレグマンに復調の兆しが見え始めていることだろう。4連戦の初戦で4打数ノーヒットに終わり、打率が.206、OPSも.589にダウンしてしまったが、2戦目で本塁打を含む4打数2安打2打点をマークすると、3戦目は1安打。そして今日の最終戦でも本塁打を含む4打数2安打2打点の活躍を見せ、打率を.218、OPSも.640まで上昇させた。ブレグマンは今季で5年1億ドルの契約が終了し、オフにはFAとなる。チームのためにも、自分のためにも、今後さらに成績を上げていきたいところだ。