センバツ プラカードの文字、揮毫 大分南高生が出場4校分 「勝ってほしい」思い込め /熊本
3月18日開幕の第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に九州から出場する熊本国府(熊本)、明豊(大分)、神村学園(鹿児島)、東海大福岡(福岡)の4校について、大分県立大分南高の生徒が、開会式の入場行進などで使うプラカードの文字を揮毫(きごう)した。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 揮毫は例年、「書の甲子園」として知られる「国際高校生選抜書展」(毎日新聞社、毎日書道会主催)の団体の部で地区優勝した10校が担当する。今年度は、全国準優勝だった大分南が九州の4校を受け持った。 熊本国府は河野青空(そら)さん(3年)が行書で書き上げた。「それぞれの文字が格好良くなるよう意識しました。勝ってほしいと思い、力強く書きました」と話した。 神村学園を行書で揮毫したのは、松本那優(なゆ)さん(同)。「選手の皆さんが字を見たときに、勇気が湧くように書いた」と振り返り、筆遣いのスピードに強弱を付けたという。【石井尚】