どうすればいい? 車検証を無くしてしまった際の対処法を徹底解説
バイクの車検証の再発行は軽自動車検査協会へ!
日本において、バイクは排気量ごとに細かく区分されており、道路交通法上は原付、普通二輪、大型二輪の3種類、道路運送車両法では原付一種、原付二種、軽二輪、小型二輪の4種類に分けられます。 【画像】車検証を無くした場合の対処法を画像で見る(10枚) このうち、道路運送車両法における「小型二輪」とは、250ccを超えるバイクのこと。普通自動車などとともに、道路運送車両法第58条において、「国土交通大臣の行う検査を受け、有効な自動車検査証の交付を受けているものでなければ、これを運行の用に供してはならない」と定められています。 この「国土交通大臣の行う検査」というのは、いわゆる「車検」のこと。初回は新車登録から3年後、それ以降は2年に一度のペースで検査を受ける事が義務付けられています。
車検を受けたバイクやクルマには水色の自動車検査証、通称車検証が交付され、道路運送車両第66条において、車体に備え付けることが義務付けられています。 なお、紛失にそなえてコピーを携帯している人も一定数いるようですが、コピーではなく原本の携帯が必須。コピーを携帯しているだけでは、持っていないのと変わりません。 車検証を携帯していない場合、同法109条の規定に基づいて50万円以下の罰金が科される恐れがあります。そのためバイクの場合、シート下のスペースやサイドバッグの中で車検証を携帯することがほとんどでしょう。そして車検証を確認する機会はそれほど多くない為、気づいた時には紛失してしまっていることもあり得ます。 車検証がない状態で自動車を運転することは法律で禁止されているため、車検証の紛失に気づいた場合、しばらく運転をすることができません。 しかし、車検証の再発行自体は可能。無期限に運転できない訳ではなく、再発行した車検証を携帯すれば再び運転することが可能になります。 なお、車検証を無くした場合だけでなく、汚れてしまった場合や破れてしまった場合の再発行も可能。バイクの場合、雨に濡れて文字が読めなくなってしまうこともあるでしょう。 車検証の再発行にあたっては、必要書類を揃えた上でバイクを管轄している軽自動車検査協会の事務所、支所に出向く事になります。