「北海道の名旅館」あなたが一番好きなのはどこ? 「割烹旅館 若松」や「あかん遊久の里 鶴雅」などを紹介!
さまざまなグルメや観光地を擁する北海道。温泉地も多く、古くから親しまれている老舗旅館や、モダンな雰囲気が自慢の宿まで、多種多様な旅館も立地しています。そこで今回は、「北海道の名旅館」というテーマについて考えてみましょう。 【画像:「北海道の名旅館」4選を見る】
●「北海道の名旅館」4選
函館市湯川町にある「割烹旅館 若松」は、「ミシュランガイド北海道」 において一つ星を獲得したこともある旅館。大正時代である1922年に開業し、函館湯の川温泉の宿として長い間愛され続けています。同宿の温泉は自家源泉で、津軽海峡・下北半島の景色と共に掛け流しの天然温泉を楽しめるのが魅力。客室は全22室で、室内からも雄大な海を眺めることができます。 「あかん遊久の里 鶴雅」は、釧路市阿寒町の阿寒湖温泉にある旅館。阿寒湖を眼前に望む場所に立地しており、雄大な自然と共に温泉を楽しむことができます。阿寒湖畔には北海道の先住民族であるアイヌの人々が暮らす集落「アイヌコタン」があり、同地はアイヌ文化が色濃く残る町としても有名。旅館の客室にも、アイヌ文化を取り入れた部屋が用意されています。 登別市登別温泉町にある「登別温泉郷 滝乃家」は、登別地獄谷の湯を楽しめる旅館。“家”をテーマに、なにもしないを楽しめるような宿を提供しています。同宿では、最上階に位置する「雲井の湯」と日本庭園を望む「地縁の湯」を用意。四季折々で姿を変える樹々と開放的な空間で、ゆったりと湯を楽しめます。 「料亭湯宿 銀鱗荘」は、石狩湾に面する小樽市にある旅館。湾を見下ろす平磯岬の高台に位置しており、小樽屈指の景勝地を楽しめます。建物は鰊漁で繁栄した、猪俣安之丞が明治後期に建てた鰊漁家建築。2023年には「国登録有形文化財(建造物)」に指定されており、宿泊することでその文化を体感できるのも魅力の一つです。
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