“オトコネイル”で注目の女性起業家 新事業は日本の伝統工芸『ダルマ』 「世界中に発信したい」
男性専用のネイルサロン運営で注目を浴びる女性起業家が、16日に放送されたラジオ番組で、新規事業に参入したことを明かしました。 【写真】現代風にアレンジされたダルマ 株式会社メンズケアジャパン代表取締役である坂下隆子さんは、日本で初めて男性専用ネイルサロン「オトコネイル」の運営を始めたことで注目を浴びている女性起業家です。 その坂下さんは、今回、ラジオ番組『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』(ラジオ関西)9月16日に、新事業「DARUMODE(ダルモード)」のCSOとしてゲスト出演しました。 ダルモードは、坂下さんいわく、日本古来の縁起物である「ダルマ」を現代流にアレンジし、下火になっているダルマ市場を盛り上げるために立ち上げられた事業。 具体的には、アートを施した「アートだるま」をインバウンド中心に世界中へ発信したり、手のひらサイズの小さなダルマに企業イメージを落とし込んだデザインを施したり、マスコットだるまとしてノベルティ化したりしているそうです。 実はこの新事業について、坂下さんが長らく携わる「オトコネイル」の社員には伝えていなかったよう。「今回ラジオ番組に出るということで、『これはさすがに伝えないと』と、右腕の子に『ちょっとこういうのをやってるんだよね』と(収録の)2日前に伝えました」(坂下さん)。 ダルマ事業について、デザインの打ち合わせの難しさなど、実際にやってみてわかった苦労話なども番組中に打ち明けていた、坂下さん。それでも、職人たちへのリスペクトの思いを口にするとともに、「形に残るものや新しいものを生み出すみたいなのはすごく好き。たぶん私、ゼロイチが本当に好きなので」と、新規事業への強い意欲も示していました。 今後のダルモードについて、坂下さんは「ダルマというのは、スポーツ選手の必勝を願ったり、お客さまに向けて『これからもよろしくお願いします』と思いを伝えたりする(縁起物)。私たちが伝統工芸を届けたいと思うのもそうですが、そういった人の『思い』みたいなものを、いろんな形のダルマに変えて、世界中に届けたい。新しいものをどんどん生み出していきたい」と、展望を語っていました。 ※ラジオ関西『としちゃん・大貴のええやんカー!やってみよう!!』2024年9月16日放送回より
ラジオ関西