「ホンダ・モンキーの宴」貴重な歴代モデル&超絶カスタムが大集合! 第16回モンキーミーティングin多摩レポート
CB750Four風、Z1風、サイドカー……と見るだけでも楽しいモンキーカスタムワールド
■ドゥカティ・モンスター風カスタム ドゥカティをモチーフにした珍しいカスタム。ワンオフ仕上げの外装ほか、モンキーのSTDフレームを活かしつつ、ガス管パイプを曲げ・溶接加工で付けたトラスフレームが見事。「でもあくまで飾りで剛性メンバーじゃないんです」と語る荒木田裕樹さんは東北の盛岡から愛車をトランポに積んで参加。 ■モンキーダビッドソンサイドカー モンキー125+Mクラフト製カーを組み合わせた「モンキーダビッドソン」サイドカー。原付二種の本車にカーを付けることで、側車付き軽二輪登録となり高速道路の走行も可能だが……。「カー側はほとんど荷物置きで、大体一人で乗っていますが、高速だと90km/h走行は問題ない」と、埼玉から来た伊藤輝男さんは語る。 ■ハーレー風?ドラッガー風カスタム オーナー不在で詳細は不明だが、すごいストリートドラッガー風カスタム。排気量アップ&スペシャルクラッチキットなどで武装のエンジンをダウンフレーム付きのスペシャルなローダウンシャシーに搭載。スイングアーム&前後サスも特別感満載。上下2灯ヘッドライトも異様な迫力だ。 ■CB400Four風カスタム モンキーヨンフォアレプリカ。車体はCRF50のフレームを加工し、モンキーのリヤフレームに合体。Z50エンジンはボア・ストローク54×54.5として125cc化。早矢仕E2ヘッドに武川のレーシングBカムを組み込み、強化クラッチも入れて武装。軽い車体を生かして本家ヨンフォア凌ぐ走りが可能だったりして!? ■35ccの「仔猿」も多数参加 モンキーよりさらに小さい「仔猿(こざる)」軍団。CKデザインが開発・製造する同車は、35ccの汎用エンジンをミニマムな車体に搭載したモデルだが、今回の仔猿たちは昭盛工業で各種カスタムパーツ(オプション)を組み込んだもの。 ■まさにCB750Fourのレプリカ!? CB750Fourフリークのsaiさんは、モンキーも独自の熱意でナナハン化。外装から前後足回りに到るまで、独自にワンオフ製作しナナハン風にこだわった「Z50Four」は左右4本出しマフラーも実際に機能するもの。タンク下のすき間が寂しい横型エンジンの対策で、上部にシリンダーを模したオイルクーラーを配置するという凝りよう。製作の模様はWebサイト「saiの趣味日記」でも拝見できる。 ■カワサキZ1風スタイル ホンダではないものの……カワサキの名車風にカスタムしたモンキーも案外多い。モンキー125ベースを火の玉カラーのZ1風に仕立てたカスタムは、ギュッと凝縮された雰囲気が愛らしい。 もうひとつのカワサキ風モンキーは、ゴリラベースをローソンレプリカ風にしたフルカスタム。オイルクーラー2個装着のエンジン、大改造されたフレーム、足回りなど、十分な気合が伝わるフルチューン。 ■4Lモンキー改チョッパー 従来より大型化したタンクの採用で、俗に「4Lモンキー」と言われるZ50JⅡ(1975年発売)のタンクを装備したカスタム……とはいえ、こちらもオリジナルな部分はタンクとベースエンジンくらい? いい雰囲気にやれたチョッパー風に仕立てるにはフレームも大改造したはずだが、どんな乗り味か興味津々。
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