独創性が光る唯一無二の存在。黎明期から90年代までのマツダ歴代モデルを振り返る!|マツダ戦記
【MAZDA MODEL HISTORY】 高度経済成長期を迎え、多くの一般家庭に自動車が普及した1960年代。それに合わせて自動車メーカーの競争も激化し、独自性が求められるようになった。マツダの松田恒次社長(当時)も「会社が生き残るためには独自の技術が必要」と考え、他社に先駆けてロータリーエンジンの実用化を目指した。そしてさまざまな問題を乗り越え、ついに世界初の量産ロータリーエンジン搭載車としてコスモスポーツをリリース。その後は乗用車だけでなくマイクロバスやピックアップトラックにも採用し、唯一無二のパワープラントを持つ自動車メーカーとして地位を築いたのである。 【画像40枚】世界初の量産ロータリーエンジン搭載車はマツダ車! マツダ歴代モデルを振り返る そして、レシプロエンジン車もライバルたちに立ち向かうべく、ターボやフルタイム4WD、4WS機構といった当時の最新技術を搭載。この技術力の高さは現在も健在で、独自の「SKYACTIV」テクノロジーを用いた新世代レシプロエンジンは高い評価を獲得。そしてロータリーエンジンは一時消滅してしまったものの、MX-30 R-EVにて発電用エンジンとして復活。マツダの勢いは今も続いている。 ロータリーエンジンの誕生 苦難と挑戦を繰り返し、難題を克服して完成したロータリーエンジン。67年デビューのコスモスポーツは世界初の2ローター・ロータリーエンジン搭載車で、優れた走行性能と美しいスタイリングが特徴。
Nosweb 編集部
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