4年連続最下位→今季暫定5位。「失敗は材料」ポルセイド浜田2年目、村松裕樹監督が浸透させた“食事・睡眠・やる時は100%”の姿勢|フットサル
最下位から目指す“日本の頂点”
──浜田は今後、どのようなチームを目指していきますか? うちのチームは島根県浜田市をホームタウンとして活動しているので、フットサルを通じてこの地域に貢献できるようなチームになりたいですね。 ──どのように貢献していきたいと考えていますか? 浜田は、小さい町です。島根県全体を見ても、大きな市よりも人が少ないような場所。だから「何にもない」と言う人もいますが、決してそんなことはなく、すごくいいものがたくさんあります。 だから、この地域にあるいいものを、フットサルを頑張っているチームがあると日本中に知られることで「気になる」「観光に行ってみたい」という気持ちになってもらえたらうれしいですね。 地域の人たちにも週末にフットサルの試合を見に来てもらって、盛り上がってほしい。ここはすごくいいところなので、自分の好きなフットサルで貢献できたら、これほど幸せなことはないと思います。 ──クラブとしては今シーズン最下位を脱却しました。それでもまだ満足はしていない? もちろん、全部勝ってリーグ優勝したいですし、満足はしていないですよ。 満足しているけど、していない。選手たちやクラブの1日1日の努力は素晴らしいと思いますが、ここから先どこに向かっていくかを考えると、まだここからですね。 今シーズンは最後まで、一つでも上の順位に行くことが大事だと思っています。そうすると次のシーズンは、さらにその上を目指せると思うので、優勝はなくなってもそこは大事だと思って取り組んでいます。 ──来シーズン以降の目標も教えてください。 もちろん昇格ですね。もっと言えば、昇格して、F1で優勝すること。Fリーグに所属している以上は、その目標をもたないとダメだとも思っています。 浜田は日本のフットサル界を良くしていくクラブの一つだと思っているので、それを証明していけたらと思います。