西岡良仁、上海マスターズ無念の途中棄権「体の限界はきてた」<男子テニス>
ロレックス・上海マスターズ
男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は3日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク60位の西岡良仁は同440位のチョウ・イー(中国)と対戦したが、第1セットをゲームカウント4-2とリードするも無念の途中棄権となった。 【錦織圭V 西岡良仁「エグすぎる」】 この日、ゲームカウント4-1とリードした西岡は第5ゲームを終えた時点でメディカルタイムアウトを取った。その後、第6ゲームをブレークバックされると第7ゲームで途中棄権を申し入れた。 西岡はX(旧ツイッター)で「右腹斜筋辺りを痛めました。肉離れっぽいですが、日本に帰国して検査をします」と現状を報告した。 前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)1回戦で西岡は勝利直後に痙攣が起きるなど、今大会でも満身創痍だった。 「ここ1ヶ月は休みもなく試合と移動でトレーニングも全く出来ませんでしたし、連戦の疲労もあって実際別の所も痛いところは沢山あり色々と体の限界はきてたと思います」 一方、チョウは2回戦で第13シードのF・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためティアフォーは2回戦からの登場。 同日の1回戦では、M・ベレッティーニ(イタリア)、D・ゴファン(ベルギー)、S・ワウリンカ(スイス)、綿貫陽介らが2回戦へ駒を進めた。