加藤学園にセンバツ旗授与 /静岡
第92回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)に出場する沼津市の加藤学園に19日、センバツ旗が授与された。3月19日の開幕入場行進で掲げられる。勝又友則主将(2年)は「思っていたよりも重く、実感が湧いた。『やってやる』という気持ちになった」と抱負を語った。 【動画】センバツ出場校、秋季大会熱闘の軌跡 同校講堂であった授与式には、1、2年生約940人が参加。毎日新聞静岡支局の竹之内満支局長がスクールカラーのえんじ色のセンバツ旗を加藤瑠美子校長に手渡し、一列に並んだ登録メンバー18人を代表して、勝又主将が加藤校長からセンバツ旗を受け取った。加藤校長は「励ましの言葉を胸に、硬くならずにのびのびと楽しく頑張ってほしい」とナインを激励した。 壮行会も開かれ、応援団とチアリーダー部が吹奏楽部の演奏に乗せて校歌や応援歌「ビバカトガク」などを披露。勝又主将は「近くで応援を聞いたことがなく、気持ちが奮い立った」。米山学監督(41)は「やるべきことに取り組んで、もっと応援されるチームにしたい」と話した。【池田由莉矢】