鍛えるシェフの筋肉レシピ:鮭の生姜焼き(専門家が栄養監修)
寮母歴18年。スポーツ料理家で、レストラン〈SUNDAY MONDAY kitchen〉代表の村野明子さんに、トレ中もOK! 一息入れたいときの高タンパク居酒屋風2品を教わった。 みんな大好き生姜焼きは、「お肉代わりに低脂質の鮭を。玉ネギをすりおろすのもコツ。生姜ダレのコクがグッと増しますよ」。 * 教えてくれた人:村野明子さんSUNDAY MONDAY kitchen代表、スポーツ料理研究家。コンサドーレ札幌、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪の寮母を務めた後、2022年、日産スタジアム内に現店開店。ほかにも食でさまざまなアスリートの健康をサポート。
鮭の生姜焼き
◎材料:2人分 ・生鮭…2切れ(1切れを3等分程度に切る) ・塩・コショウ…少々 ・小麦粉…少々 ・玉ネギ…1/2個 [A] ・酒…大さじ1 ・みりん…大さじ1 ・醬油…大さじ1 ・おろしショウガ…小さじ1 ・小ネギ(小口切り)…少々 ・白ゴマ…少々 ・ゴマ油…小さじ2 ◎作り方 1. 鮭は軽く塩・コショウをしてからキッチンペーパーに挟んで臭みを取る。小麦粉を全体にまぶす。 2. 玉ネギは、鬼おろし器やすりおろし器でおろす。ボウルで調味料(A)と混ぜ合わせてタレを作る。 3. フッ素樹脂加工のフライパンを熱し、ゴマ油をひき、1の鮭を中弱火で焦げないように両面に焼き目がつくまで焼く。2のタレを加えて絡めながら少し煮詰める。 4. 器に3の1人分を盛り、小ネギ、白ゴマを振る。
栄養ポイントはココ!
鮭は抗酸化作用が強いアスタキサンチンが豊富。さらにすりおろした玉ネギやショウガには、加熱すると血流を促す成分に変化する栄養素が。高い抗酸化力&血行促進の相乗効果で、疲労回復にもgoodな一品ですね。by管理栄養士 河村玲子さん
text: Noriko Ozawa(初出『Tarzan』No.885・2024年8月1日発売)