もはや第二のエプスタイン。米大物ラッパー、ディディとグルなセレブは誰?
ジャスティン・ビーバーも…
クロエがディディのパーティで目撃したジャスティン・ビーバーは当時、20歳。アッシャーに見出され、彼のレーベルと契約したビーバーは、まだあどけなかった15歳の時に自身のYouTubeチャンネルでディディと48時間を過ごすという、今考えれば拷問のような企画を発案。撮影の冒頭でディディが「15歳の少年にとっては夢のような世界だけど、全部を公開することはできない」と明言したディディの日常は、ビーバーにとっては地獄の始まりだった可能性もある。ディディ逮捕に関しては沈黙しているビーバーだが、心の傷と向かい合っている可能性も高いのだから、メディア側もそっとしておいてほしいもの。
アシュトン・カッチャーはノーコメント
MTVのいたずら番組『パンクト』をきっかけにディディと親しくなったアシュトン・カッチャーも「フリークオフ」に触れたと考えられる過去のインタビュー映像が浮上している。2019年に出演したYouTubeチャンネル『Hot Ones』で、ディディのパーティについて「彼のパーティの逸話はすごく奇妙だし、とんでもなかった。言えないことがたくさんある」とため息混じりにホストのショーン・エヴァンスに告白。この発言を受けて、SNS上では「言えないこととは何?」と疑問の声が上がり、非難する声も多いが、アシュトンはノーコメントのまま。
ジェニファー・ロペスもだんまり
ディディ逮捕に関してノーコメントを貫くディディの友人はアシュトンだけでなく、元恋人のジェニファー・ロペスも同様だ。ジェニファー・ロペスには、25年前のナイトクラブ銃撃事件裁判の際に被告となっていたディディのために偽証をした疑惑も持ち上がっていて、多くの人が彼女の事件関与に言及している。とはいえ、彼女自身は現在、関係解消の女王こと離婚弁護士ローラ・ワッサーの調停でベン・アフレックとの離婚を粛々と進めているところなので、わざわざメディアの注意を引くような暴露話などをする必要もないだろう。
オバマやトランプとも親しい
さて、「フリークオフ」だけでなく、業界きっての派手なパーティを主催することで知られていたディディは、エンタメ界だけでなく政界にも人脈を広げていた。オバマ元大統領がまだシカゴの政治家だった頃に民主党大会で知り合い、大統領選に出馬した際は支持を表明。ディディのことを「彼はとっても素晴らしい友人だ」と自慢していた時期もあるセレブ好きなトランプ元大統領は最近、大統領選のライバルであるカマラ・ハリス副大統領が「フリークオフ」に参加していたと主張するフェイク画像を拡散しているけれど、さすがに誰も信じないはず。 また現在もアフリカ系アメリカ人の権利擁護で知られるアル・シャープトン牧師は、1998年から2009年にかけて行われた「ホワイト・パーティー」のゲスト・リストにジェイ・Z&ビヨンセ夫妻、マライア・キャリー、メアリー・J・ブライジ、マーサ・スチュワート、ヒルトン姉妹と並んで名を連ねていた。