【オリックス】ソフトバンクから国内FA権を行使した石川柊太の調査へ
オリックスがソフトバンクから国内FA権を行使した石川柊太投手(32)の調査に乗り出すことが8日、分かった。先発陣の強化を視野に入れ、通算で56勝を挙げている石川に注目。交渉解禁に備え、ベストな態勢を整えていく方針だ。 昨年までの3連覇から5位に沈み、先発陣では宮城や曽谷、エスピノーザの7勝が最多だった。チーム防御率はリーグ2位の2・82と安定していたが、結果的に一人も規定投球回をクリアできなかった。リリーフも可能な石川について、球団はあくまで先発投手として評価している模様。年俸1億2000万円(推定)はCランクとみられ、人的、金銭ともに補償が発生しないのも魅力となりそうだ。 一昨年は西武から森、昨年も広島から西川と主力選手をFAで獲得し、的確に補強ポイントをカバーしてきた。石川はソフトバンクから宣言残留を認められており、他球団との争奪戦に発展することも想定。ペナントを奪われたライバル球団の実力派右腕に、強い関心を寄せている。
報知新聞社