ギャラガーは今夏アトレティコへ加入できるのか 移籍実現の鍵は去就不透明なジョアン・フェリックスの存在?
指揮官シメオネは加入を望む
チェルシーに所属するイングランド代表MFコナー・ギャラガーの去就は今夏、どのような形で決着するのだろうか。 今夏チェルシーの退団が濃厚と考えられていたギャラガーはアトレティコ・マドリードへの移籍が数日前まで迫っていた。個人合意、そしてクラブ間合意にも至ったこの契約だが、アトレティコからチェルシーへの移籍が迫っていたサムエル・オモロディオンの移籍が破談に終わったことを受け、ギャラガーの去就も不透明になった。 現在は一度、ロンドンへ帰っているギャラガーだが、英『The Telegraph』によると、マドリードを離れる前に指揮官ディエゴ・シメオネはギャラガーに個人的に連絡をとり、移籍を懇願していることを伝えたという。ここ数日中に再びギャラガーの去就に動きがある可能性はあるようだが、思わぬところで去就が宙ぶらりんになってしまった。 そんななか、英『Evening Standard』はギャラガーのアトレティコ移籍の鍵を握るのがジョアン・フェリックスだと主張する。同メディアは「ギャラガーとの契約を承認するためには、オモロディオンかフェリックスのどちらかを売却して資金を調達する必要がある」と綴っており、アルバレスを獲得した今、ギャラガー獲得のためには売却が必要だと伝えている。 一方でギャラガーの獲得が不透明になった今、アトレティコはフランス代表のエンゴロ・カンテを代役として獲得に動くことを検討しているとの報道も浮上したが、同選手の所属クラブであるアル・イテハドはカンテを売却する意思はない模様。 週末にはそれぞれリーグ戦が開幕するが、ギャラガーの去就はどのような結末を迎えるのだろうか。残り2週間ほどの移籍期間での両チームの動きから目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部