宣言解除受け、大阪・吉村知事が会見(全文3)月末までにコロナ追跡システム完成へ
追い掛けられる仕組みを
その基準についても公表していきたいと思います。このQRコードシステムが完成するのが、5月末までには完成させますから、その時点でこういう場合にはこういうふうにお知らせしますというのを事前に公表していきたいと思います。その上で、大きな趣旨としては、やっぱり不特定多数の方が出入りする事業で、なんとか追い掛けられるような仕組みをこれから作っていきましょう。プライバシーにも配慮しながら、追い掛けられる仕組みをきちっとみんなで作っていけば、これは、コロナウイルスは僕はそんなに怖くないと思っています。ただ、それがなかなか簡単には広がらないのが難しいところですけど。 要は、僕らもこれまでずっとライブハウスから始まってクラスター対策をやってきましたけど、感染経路が分かって囲い込めれば、このウイルスというのはそれを越えて爆発的な感染力があるわけではないので、僕は抑え込むことができると思ってます。ただ、それが分からずにどんどん広がっていくと、非常にどこかの段階で、倍々ゲームで増えていくから怖いなという印象はありますが。なので、囲い込みが非常に僕は重要だろうというふうに思っています。そのためにシステムをつくりました。 司会:ほかにご質問のある方はいらっしゃいますか。今、手をあげられている方。すいません、そしたら6名の方で、すいません、お時間の関係がありますので、それでは端的にお願いします。
感染再拡大時の休校判断はどうするのか
毎日放送:毎日放送の柳瀬です。学校の再開、全面的な再開は6月15日からされるというふうなことで、喜んでおられる児童・生徒さんとかもいらっしゃると思うんですけれども、一方で、また感染者が増えてきた場合にどのような基準であらためて、大阪府内全域となるのか、その辺り、休校とかそういったところの判断は今どのようにお考えになっていますでしょうか。 吉村:それこそ大阪モデルで、判断基準にしていきたいと思っています。今は通天閣も太陽の塔も緑のランプがついてる、緑の信号がついてる状況です。今度、再点灯、警戒しなきゃいけない数値モデルも作っています。1つは感染源不明の陽性者が前週と比較して、7日連続で、7日平均で見るわけですけれども、7日平均で見て、かつ前週と比較して増えてるかどうか。これは増える、いわゆる上昇傾向になったときには、この数値っていうのはその比率が1を超えるわけですけど、今は毎日公表していますけども、今は零点、幾らぐらいだったかな。 藤井:0.5です。