目立ったもん勝ち! 2024年セレブの奇抜ドレス10選
<身近なもので編>
華やかなレッドカーペットで毎回話題になるのが、セレブたちのファッション。華麗なスタイルを披露しても、奇抜なスタイルを披露しても、話題になった者勝ち! 今回は、2024年に“バズった”セレブたちのユニークなドレス姿を紹介しよう。 【写真】安全ピンからスプーン、彫刻のようなドレスも 2024年セレブの奇抜ドレスを見る ■マイリー・サイラス、1万4000個の安全ピンでできたドレス 第66回グラミー賞 ヒット曲「Flowers」で最優秀ポップ・パフォーマンス賞(ソロ)と年間最優秀レコード賞を受賞し、初グラミーに輝いたマイリー・サイラス。レッドカーペットに現れた彼女が着用していたのは、網目のネイキッドドレス。このメッシュ素材、よく見ると安全ピンでできている! マイリーによれば、この特注ドレスはメゾン・マルジェラによるもので、675時間もの制作時間をかけ、1万4000個のゴールドの安全ピンとフランス製のアンティークビーズで複雑に編まれた一着とのこと。芸歴20年以上の彼女が初めてグラミー賞を受賞した記念すべき日に、このドレスも同じくらい話題になった。 ■ケイト・ブランシェット、102個のスプーンでできたトップス 映画『ボーダーランズ』試写会 人気ゲームを実写映画化した『ボーダーランズ』の試写会に登場したケイト・ブランシェットは、シンプルな黒のパンツスタイルにホルターネックのトップスを合わせた装い。ところが、そのトップスに注目すると……なんとスプーンでできている! スウェーデンのブランド「ホダコヴァ」によるこのドレスは、ケイトのサステナビリティ精神を反映したもので、スウェーデンの田舎で調達した102本のアンティークスプーンを使って手作業で制作されたとのこと。SNSでは「ムール貝ドレスみたい」「食事を楽しんで」「ユリ・ゲラーが大興奮」とユニークなコメントが続出し、ファンを楽しませた。 <肩から上にご注目編> ■ドーン・リチャード、肩から伸びた木 第66回グラミー賞 グラミー賞で目立ったのはマイリーだけにあらず。衝撃のツリールックで登場したのは、ドーン・リチャード。Khosrovの2024年春夏コレクションから選ばれた一着で、コルセットの肩から重力に逆らって広がる木が目を引く。 デザイナーによれば、このドレスの完成には1200枚の葉、その1枚ずつにワイヤーを通す忍耐力、合計5カ月に及ぶ試行錯誤を繰り返す粘り強さが必要だったそうだ。ドーンはドレスを選んだ理由を「これは木を意味しており、伝統と文化に根ざし、自分自身の能力をフルに成長させることを表している」と語っている。 ■シンシア・エリヴォ、肩に付いた2本の手 映画『ウィキッド』メキシコプレミア 映画『ウィキッド』で“悪い魔女”エルファバを演じるシンシア・エリヴォは、メキシコシティでのプレミアに魔術的なルックで登場した。特に注目を集めたのは、両肩に付いた本物そっくりの手! トム・ブラウンによる独創的なデザインで、シンシアのロングネイルに合わせ、肩の手にも鋭いネイルが施されていた。このユニークな装いに会場は大盛り上がり。