東京オリパラ「世界中に勇気と感動届けた」小池都知事会見6月24日(本文1)
太陽光発電と蓄電池の設置を促進
東京電力との協定のうち3点目のHTT施策の推進でありますが、具体的にはHが減らす取り組みであります。家庭での節電に応じてポイントを付与する節電マネジメントの仕組みを、東京電力はこの夏、導入をすることになっております。また、創る、Tですけれども、この取り組みは都外の発電、都外費用などを含めて、太陽光など再エネ設備の設置の拡大を進めること。さらにHTTの最後のTは蓄めるですけれども、その蓄める取り組みとしては、走る蓄電池とも言っていたと思いますが、EVの充電設備の普及を促進していくということで、これらのと取り組みを通じましてHTTの施策の加速をしていくというものです。 次に太陽光発電と蓄電池の設置の促進についてお伝えをいたします。先ほど申し上げましたように今年の夏、厳しい暑さが予想されているところでございます。都民や事業者の皆さま方と一丸となって進めてまいります。何を進めるかというと電力を「減らす・創る・蓄める」、HTTの取り組みです。手綱を緩めることなく推し進めていく必要があります。70年代のオイルショックがあって、そのときはみんなびっくりして、テレビは早々にもう流さないということを各局が決めてたっていうこともありました。 それぞれいろんな節電の努力を、都民、国民が行ったっていうのは歴史の1ページではありません。今まさにそういう状況にあると。ウクライナ情勢など日々の情報は伝わっていると思いますが、それは人ごとではなくて自分ごとで、電力料金に跳ね返る、そして小麦の料金、小麦など穀物、世界の穀物市場が今ロシアとウクライナでストップしているわけで、その結果として皆さんのお買いになる食用油やパンが値上がりをしているわけですよね。そのほかの資材も値上がりをしているということで、これ、自分ごとです。
住宅用太陽光発電のポテンシャルは大きい
さて、先週、このTokyo Cool Homeについてずっとお伝えしておりますが、既存住宅向けの断熱リフォームをお伝えしたところです。今日は第8弾になりまして、太陽光発電と蓄電池についてのお知らせをまとめて。自宅に降り注ぐ太陽光のエネルギーを活用するということは環境にも家計にも優しいことで。おまけにそれを、電力の今最大の弱点というと、ためられないことです。それを、太陽光の発電と蓄電池を組み合わせますと昼間に作った電気を蓄電池にためられる。夜はさらにほかが停電、たとえ停電をしたとしても、電気を使い続けることができるということで、防災にも、また、電力の需給逼迫への回復にも役立つということであります。 太陽光発電と蓄電池の導入については都と国の補助がございます。例えば4キロワットの太陽光発電、そして8キロワットアワーの蓄電池。これを設置した場合ですけれども、よく言う、経費はそのままですと252万円掛かります。一方で補助金を活用しますと実質の負担は約102万円となるということです。申請、今月の22日から受け付けが始まりました。それから一般的な戸建て住宅に太陽光発電と蓄電池を設置したケースですけれども、年間でだいたい、今のレベルでいくと電気代は約11万円お得になるわけです。それから先ほども申し上げましたように、災害時の停電の際も使える。夜間も家電製品の使用ができて、スマホの充電が自宅でできるということなど。 それから初期費用、それでも102万円掛かるよっていう話がありますが、初期費用の負担が心配でこの導入をちゅうちょされるという方には、最近ではリースのように機器の導入の費用に事業者が一時的に負担をして、代わりに利用料を毎月支払うというシステムもあります。つまり初期費用がゼロ円で機器の導入ができる。こういう時期にはいろんなサービスが、わーっと競い合うように出てくるものです。今もマンション用の重点設備についてはいろんな民間企業が、いろんなサービスを考えて提供しつつあるというようなことです。ぜひこれらのことを有効に生かしていただければと思います。 ちなみに東京都内、都には東京ソーラー屋根台帳というパネルの設置可能な住宅が、全体の住宅の総数が約207万戸あるんですけれども、そのうち東京ソーラー屋根台帳で設置が適している、条件付きも含めますと176万戸。これは全体の85%になります。一方で現在パネルの設置がされているのは全体の5%に過ぎないという状況なので、ポテンシャルが大いにあると。これからのエネルギー安全保障も考え、ゼロエミッションということも考え、【カロリーハーフ 00:14:49】なども考え、それらのことについて進めていくということで。