箱根駅伝 順大は総合11位でシード権ならず 四つ巴の争いから脱落 10位の帝京大と7秒差
第101回東京箱根間往復大学駅伝競走復路(3日、神奈川・箱根町芦ノ湖駐車場-東京・大手町=109.6キロ)10位以内に与えられるシード権争いは終盤まで4校が争い、東京国際大が8位、東洋大が9位、帝京大が10位。順大が7秒差に泣き、11位で獲得を逃した。 【写真】東洋大が総合9位で20年連続のシード権獲得! アンカー・薄根大河は終盤の激戦を乗り越えて涙 順大はわずか7秒差でシード権を落とした。レース後の報告会で長門俊介監督(40)は「力負けした。予選会では1秒に救われたが、本戦では逆に7秒の悔しさを感じた」と目を赤くした。 昨年10月の予選会は11位の東農大と1秒差の10位(11時間1分25秒)でギリギリの突破。この日は2大会ぶりのシード権獲得を目指したが、わずかに及ばなかった。 復路は13位でスタートすると、6区で11位、7区で8位に浮上。最終10区は8位集団で東京国際大、東洋大、帝京大と四つ巴の争いとなったが、古川達也(2年)が残り800メートルでスパートをかけた他の3チームからわずかに遅れた。 10位の帝京大まで7秒、8位の東京国際大までは10秒と僅差だった。古川は「率直に悔しい。ラスト5キロで仕掛けようと思ったけど、風が強くて前に出たら(ペースが)上がり切らなかった」と唇をかんだ。