【全日本総合バドミントン2024】西大輝&佐藤灯が初の決勝進出! 篠谷菜留は柴田一樹とのペアで連覇に挑戦!
柴田一樹/篠谷菜留(NTT東日本)と緑川大輝/齋藤夏(NTT東日本/ACT SAIKYO)による対戦も、ファイナルゲーム、1時間を超える戦いとなった。 ともに連続得点を取り合った第1ゲームは21-16で、混合ダブルスA代表ペアの緑川/齋藤が先取。第2ゲームは、「前半までリードはしていたので、そこで仕留め切ればよかった」と緑川が振り返ったように、中盤から柴田/篠谷が抜け出し、21-17で奪い返した。 ファイナルゲームは、序盤から柴田/篠谷が圧倒。男子ダブルスでファイナルゲームを戦った緑川に対し、柴田と篠谷は混合ダブルス1試合のみ。前日、「スマッシュを思いきりいっぱい打ち込みたい。自分のプレーを出して暴れるだけ」と話していた柴田が、得意のジャンプスマッシュを叩き込み、雄叫びをあげる。混合ダブルスA代表としてプレーしてきた篠谷のプレーも冴え渡った。 対する緑川/齋藤は、連続得点を2回しか奪えず。最後まで勢いを失わなかった柴田/篠谷が、21-12という大差で勝利を決めた。篠谷は昨年、山下恭平(NTT東日本)とのペアで、全日本総合初優勝。現役最後となる試合で、パートナーを変えての連覇をめざす。 準決勝の結果と決勝の組み合わせは以下の通り。 ▼準決勝(12月29日) 柴田一樹/篠谷菜留(NTT東日本)②〔16-21、21-17、21-12〕1●緑川大輝/齋藤夏(NTT東日本/ACT SAIKYO) 西大輝/佐藤灯(龍谷大/ACT SAIKYO)②〔21-17、11-21、24-22〕1●古賀輝/福島由紀(NTT東日本/岐阜Bluvic) ▼決勝戦(12月29日) 柴田一樹/篠谷菜留 - 西大輝/佐藤灯
取材/バドミントン・マガジン編集部、吉井信行、楊順行 写真/井出秀人