センバツ高校野球 作新学院 選手紹介/2 /栃木
◇好機に光る勝負強さ 柳沼翔一塁手(1年) 下級生ながら、好機で1本を打てる勝負強さが光る。昨秋の明治神宮大会決勝の星陵(石川)戦では六回に同点打を放った。「逆方向も、引っ張る方向も打てるので、自信を持って打席に入っている」 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 元プロ野球選手の父強さんも作新野球部のOB。幼少期からバッティングセンターに連れて行ってくれたり、近所の公園でノック練習をしてくれたりと、積極的に教えてくれた。強さんに甲子園出場経験はなく、「自分が同じユニホームを着て甲子園に立っている姿を見せる」と進路を決めた。冬場にトレーニングで約4キロ増量。「もっとパワーを付けて、甲子園で本塁打を打ちたい」と誓う。 リフレッシュは同学年のチームメートと行くカラオケで、いつも歌うのは清水翔太の「花束のかわりにメロディーを」。埼玉県戸田市立笹目中出身。184センチ、82キロ。【鴨田玲奈】=つづく