【長崎】「初冬の嵐」大荒れ天気で高さ12mの木が倒れ停電・渋滞も
26日朝の通勤・通学時間帯びしょ濡れになったという方も多いのではないでしょう。長崎は台風のような「初冬の嵐」に見舞われました。 【写真】「初冬の嵐」大荒れ天気で高さ12mの木が倒れ停電・渋滞も
長崎市では高さ12メートルの木が倒れ電線に接触、停電も起きました。 下田朋枝アナウンサー: 「午前9時半の長崎市茂里町です。視界が遮られるほどの強い雨が降っています。そして強風とともに横殴りの雨が体を打ち付けています」 寒冷前線が通過した影響で県内は午前中を中心に荒れた天気となりました。 長崎市では午前9時から10時ごろにかけての1時間に、中心部で25ミリ。南部の脇岬で37ミリの土砂降りとなりました。最大瞬間風速は対馬空港や雲仙岳で25メートルを超え、長崎市や佐世保市で17メートル、西海市で15メートルなどを観測しました。 下田アナ: 「長崎市琴海形上町です。大きな木が横に倒れ全面的に道をふさいでいます、また電線にも木がもたれかかっています」 長崎市琴海形上町の国道206号では、午前9時20分ごろ、「木が道路を塞いでいる」と通行人から110番通報がありました。警察によりますと山側から高さ12メートルの木が倒れて電線に接触し、数本が断線ました。九州電力送配電によりますと、この倒木の影響で付近の最大2222戸で停電が起きました。 渋滞に巻き込まれた男性: (何時間待っている?)「もう2時間ちょっとですね」 長崎市と佐世保市をつなぐ片側1車線の国道206号は約3時間にわたって全面通行止めとなり、最長5キロの渋滞が発生しました。 このほか海の便は、九州商船の長崎と五島・上五島を結ぶジェットフォイルと高速船、佐世保と上五島を結ぶ高速船がしけの影響で全便欠航したほか、フェリーも昼ごろまでの便が欠航しました。 空の便は、長崎と壱岐・対馬を結ぶオリエンタルエアブリッジ(ORC)の午前の便が欠航しました。
NCC長崎文化放送