【RIZIN】榊原CEO「平本?可能性はある」「RENAは逃げてない」「大雅はMMA転向」
格闘技のRIZINファイティング・フェデレーション(FF)は5日、都内で記者会見し、「RIZIN DECADE」(12月31日、さいたまスーパーアリーナ)内、第3部「RIZIN49」の追加カードを下記のように発表した。RIZIN榊原信行CEO(61)は会見終了後にメディアの囲み取材に応じた。以下、主な一問一答。 【写真】平本蓮は大みそかに出場するのか ▼ライト級王座戦(RIZIN・MMAルール5分3R) 王者ホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術) VS 挑戦者ヴガール・ケラモフ(アゼルバイジャン) ▼フライ級王座戦(同) 王者・堀口恭司(アメリカン・トップチーム) VS 挑戦者エンカジムーロ・ズールー(南アフリカ) ▼バンタム級(61キロ)王座次期挑戦者決定戦(同) 元谷友貴(アメリカン・トップチーム) VS 秋元強真(ジャパン・トップチーム) ▼RIZIN・MMAルール5分3R(49キロ) 伊澤星花(Roys GYM/ジャパン・トップチーム) VS ルシア・アプデルガリム(アルゼンチン) ▼同(66キロ) 武田光司(フリー) VS 新居すぐる(HI ROLLERS ENTERTAINMENT) ▼同(61キロ) 大雅(TRY HARD GYM/リバーサル横浜グランドスラム) VS 梅野源治(PHOENIX) ▼RIZIN甲子園決勝戦(RIZIN甲子園MMAルール5分2R、61キロ) 横内三旺(FourRhombus) VS 斉藤健心(カルペディエム横浜) ◇ ◇ ◇ -堀口選手の対戦相手は意外な印象もありました 「誰にしようかなっていう中で、ガジャマトフにするか、ズールーにしようか、そのあたり。(堀口は)直近で言うと割と日本人との対戦が多い。だから若くて、今年フライ級で活躍して、底が見えないような外国人と堀口恭司が今、試合したらどんな感じか。圧倒的に堀口が強いのか、見てもらえる思います」 -堀口選手の契約は1試合ごとになりますか 「そういうわけではないと思います。堀口とするとフライでという思いが強いので(現在契約している)PFLにはフライ級はないので。そうやって考えるとPFLと契約を継続していく必要もないというか、居場所がない。おのずとRIZINと中長期的な向き合いを、改めてすることになるのかなと思ってます」 -ケラモフ選手は2階級制覇を狙ってきました 「身長とかリーチはライト級でディスアドバンテージになるかもしれないけど、ケラモフのフィジカルがあれば、十分戦える階級だと思いますね。いつも(フェザー級では)相当減量が厳しいんですよ。ストレスから解放されて、71キロの方が躍動する可能性はあるかなと。それ以上に早く失ったベルトを取り戻したいという(気持ちがある)」 -伊澤星花選手との対戦がケガで流れたRENA選手の状態は 「出稽古に行った時に痛めてしまって。体重を49キロに落としていくための基礎的な走り込みだとか、そういう調整ができそうにない。本人の名誉のことで言うと(伊澤から)逃げたわけではなくて、やるということで調整を進めた中で残念ながらケガしてしまってということ。伊澤選手は『また逃げて』と思われているかもしれませんし、結果そうなっているので、『ケガもせずにしっかり調整してこいよ』ということだと思いますので、近い将来また実現させられればいいかなと思っています」 -大雅選手がMMAで戦うことについて 「大雅選手から『MMAに転向するからやらせてほしい』と。梅野選手もそうですけど僕らが背中を押しているわけではないです。本人的にはRISEでチャンピオンになって一区切りだということだと思う。実は4、5年前には『やったらどうだ』っていうのは言ったんですよ。実際、北岡(悟)のところで(兄の)HIROYAと大雅のポテンシャルを見てもらって。『HIROYAはないけど大雅はある』って(笑い)。その時はHIROYAにやらせようとして、大雅は一緒に行ったんですけど、大雅の方が全然センスがあると北岡も言っていたので。今回は(大雅)本人が志願して。本人は転向する気持ち。二刀流も視野には入れてるとは思いますけど(MMAを)なめてない」 -平本蓮選手は大みそかに出場するのか 「全てに可能性があると思います。そう言って(ファンに)期待されて『何だよ、ねえじゃねえか』と言われたくないんですけど、ないとは言わないです。でも可能性としては低いかもしれないですね。僕も本人とまだ直接話してないし。ギリギリまで調整したい」 -平本選手がインスタのアイコンを榊原CEOに変えてました 「訴えようかな(笑い)。まあ、光栄です、はい」 -ベラトール勢がリリースされたらRIZINは契約しますか 「大幅にギャラが下がれば。ベラトールの最大の問題はギャラが高いんですよ。UFC以上にギャラを払っていた団体なので。今の金額だと使えない。極論で、10分の1ぐらいになったら使うと思う。ピットブル兄弟とか日本でもそれなりに知名度はあるけど、10分の1でも高いと思うぐらい高い」 -朝倉海選手の試合は 「今日の夜(米国に)飛びます。5日の夜に着いて、計量が終わったぐらいで、会って話をしようかなと思っています。(海が勝てば)どの階級でもUFCが最強というわけではないということを証明できると思うんです」