39歳日本ハム・宮西尚生、新庄監督のメッセージが分岐点に「〝楽しさ〟をつかめた」 1500万円増で更改
日本ハム・宮西尚生投手(39)が5日、本拠地のエスコンフィールド北海道で契約更改交渉に臨み、今季年俸から1500万円増の年俸6500万円でサインした。17年目の今季は前人未到の通算400ホールドを達成するなど30試合で0勝1敗、防御率2・10、19ホールドをマーク。復活を印象付け「本当に自分が成長できた」と手応えを語った。 【写真】リリーフカーに足をかけポーズをとる日本ハム・宮西尚生 指揮官の言葉が心を動かした。6月までは2軍生活が続き「辞めよう。今年までと腹をくくっていた」。そんな中、新庄監督から「頑張るな。楽しめ」というメッセージが届いたといい「あの言葉が分岐点。〝楽しさ〟をつかめたのが大きかった」とうなずいた。 秋季キャンプ中には1学年下で元同僚の38歳、パドレス・ダルビッシュと再会し「自分も頑張らないとあかんなと思った」。来季の目標を問われると「このチーム、このメンバーと日本一になること」と即答した。来季もチーム最年長が腕を振る。愛するチームのために-。(加藤次郎)