ヤマハ「インプレス ドライブスター タイプS」をプロが最速試打! 上級者でも構えやすい顔と初速の高さが特徴【ガチ試打計測・動画あり】
クラブスピード40m/sで打つ
先の小島プロの見解から「一回、HS40m/sくらいで打ってみよう」と癸生川プロ。その打感と印象を「球筋が変わった。HS40m/sだとつかまり切らないのかなという印象ですね。この組み合わせはHS40m/sとHS42m/sの間に“境”があるのかなという印象です」。 【トラックマン4のデータ】 クラブスピード●39.9m/s ボール初速●59.8m/s 打ち出し角●11.0度 スピン量●3254rpm 降下角●33.9度 キャリー●205.5Y 飛距離●229.9Y 打ち出し方向●1.4度左 スピンアクシス●0.6度右 SIDE●4.4Y左 【GCクワッドのデータ】 Hインパクト●9ミリヒール Vインパクト●6ミリ低
このデータを見て小島プロは「落下角度を見るとHS42m/sよりHS40m/sのほうが上がっています(球が上がっている)。ただその理由は、若干風が吹いているということと、癸生川プロが40m/sだと球が上がりづらいと思って、無意識に球を上げに行ったため。また、少し下で当たっているのでそのぶん、スピンが入って落下角度が上がっています。そのあたりを差し引けば、落下角度は30度を下回るでしょう。そうするとHS40m/sだと球の高さは低すぎるかな。なので、この結果を見ると、この組み合わせは、HS42m/sはあったほうがいいと思います」。
二人はどうまとめた?
「このクラブは、クラブスピードの違いで適正プレーヤーが変わるなと思いました。クラブスピード、ボールスピードに合わせて試打をしてもらえれば合うクラブがみつかるのかなと思います」(癸生川) 「この『インプレス ドライブスター タイプS』は球の上がり方からするとスピード帯として42m/sくらいの人が最適かなと思いました。あとボール初速が出るクラブですね。もちろん寛容性もあって、クラブの先とヒールに当たってもクラブの性能が発揮できました」(小島) みんなのゴルフダイジェストYouTubeのみんゴル試打班「ガチギアトラック」では、ヤマハ『インプレス ドライブスター タイプS』のロフト角9.5度ドライバーの試打や、10.5度のトウ、ヒールでヒットした時のデータから、クラブの寛容性など、細かな分析をしているので、そちらもぜひ視聴してクラブ選びの参考してもらいたい。 THANKS/アコーディア・ゴルフ 技術研究所
みんゴル試打班「ガチギアトラック」
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