ヤマハ「インプレス ドライブスター タイプS」をプロが最速試打! 上級者でも構えやすい顔と初速の高さが特徴【ガチ試打計測・動画あり】
【トラックマン4のデータ】 クラブスピード●45.1m/s ボール初速●67.1m/s 打ち出し角●12.0度 スピン量●3874rpm 降下角●42.7度 キャリー●237.9Y 飛距離●254.6Y 打ち出し方向●3.7度左 スピンアクシス●1.6度左 SIDE●15.0Y左 【GCクワッドのデータ】 Hインパクト●6ミリヒール Vインパクト●4ミリ低
データを踏まえて小島プロが解説。
「スピン量が3874rpmと多めですが、ボールコントロールがしやすくなる程度にスピンが入りやすいヘッドなのかなと思います。理由は打点とフェース面のテクノロジー『オクタ アングル カーボン フェース』と言われる8つのアングルから織り込んでいるカーボンフェースにあるのかなと思います。カーボンフェースによる軽量化で、余剰重量を後ろに持ってくることで慣性モーメントが大きくなったり、曲がりにくくなったりする。あと癸生川プロが感じていた、上がりやすくなると思います」
クラブスピード42m/sで打つ
「クラブスピードが45m/sだと少しシャフトが動きすぎる気がする」という癸生川プロと小島プロのインプレッションからクラブスピードを少し落として試打。その打感と印象を癸生川プロは「HS45m/sよりHS42m/sで打ったほうが球の飛び方は強く見えます。打球が低くなって、前への直進性が強くなるから、このシャフトと10.5度の組み合わせならHS42m/sが合うんじゃないかな」。
【トラックマン4のデータ】 クラブスピード●41.8m/s ボール初速●62.5m/s 打ち出し角●11.2度 スピン量●3130rpm 降下角●30.6度 キャリー●223.6Y 飛距離●253.0Y 打ち出し方向●3.3度左 スピンアクシス●1.9度左 SIDE●15.3Y左 【GCクワッドのデータ】 Hインパクト●0ミリヒール Vインパクト●0ミリ低
データを踏まえた小島プロは「クラブスピードを42m/sに下げると落下角度が途端に低くなりましたね。ただ、落下角度が30度ありますから、許容範囲内ではあります。逆に、これ以上低くなるとちょっとキャリーが出ない感じになってしまいます。」と解説。
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