阪神の糸原健斗「日本一になれて報われた」今季は代打メインもレギュラー奪取へ意欲
プロ野球・阪神の糸原健斗選手(31)は7日、契約更改を行い1000万円ダウンとなる推定年俸7000万円でサインしました。 【画像】「新語・流行語大賞」を受賞した阪神・岡田彰布監督 プロ7年目の今季は、主に左の代打として出場。試合数は2年前の125試合、昨季の132試合から半減の69試合にとどまり、そのうち60試合は代打からの出場でした。 「球団からは『立場も変わって、ベンチとかで若い選手を引っ張ってくれて、ありがとう』と言ってもらえた」と話しますが、「個人としては悔しい部分もありましたが、その中で与えられた仕事を全うしようと思っていた。僕自身は全然よくなかったが、チームはリーグ優勝と日本一になれて報われた。いい1年になった」と振り返ります。 代打での役割には、「一言で言うと難しいですけど、状況に応じて、自分の役割というのは(代打などで)1打席しかないので、悔しい思いをする方が多いんですけど、その中で少しでもチームに貢献できた部分があったと思うので、その点は仕事を全うできたかなと思います」と分析しました。 それでも、オリックスとの日本シリーズでは躍動。第6戦は7番DHでスタメン出場し、マルチ安打を記録。全7試合で通算10打数4安打と、短期決戦での強さを示しました。 来季へ向けては、「本当に試合に出たいのでその準備をしっかりするだけ」とレギュラー奪取に意欲。また、「連覇というのが(目標に)あるのでプレッシャーもあるだろうし、しっかり期待に応えるようにやっていきたい」と意気込みました。