関電が金品受領で再び会見(全文10)原発再稼働に多大な影響があると認識
処分は誰が決めたのか
東洋経済新報:あと金額も、例えば豊松さんとか1億円以上受け取っているわけですけど、金額換算で。それと鈴木さんもかなりの額受け取っていますけど、その金額と、この処分内容での報酬の返上というのは対応していないんですけど、これはどのようにして皆さん厳重注意で済むのか、あるいはなんの処分もないのかとか、これどなたがどのようにして決められたんでしょうか。 岩根:基本的にはこれは最後は社長の判断になってまいりますので、私自身の判断がやっぱりこれはどうかということが問われることになろうと思います。ここも第三者委員会の先生によくご相談してまいりたいというふうに思います。 東洋経済新報:今現在の社長の、岩根社長としてそれぞれ皆さんこういう処方内容にしたっていう理由をもうちょっとご説明いただけませんでしょうか。 岩根:基本的には組織の長ということがやっぱり重くて、減俸ということにしておりまして、減俸の中身につきましては金額の高によって分けてございます。しかしやはりこれで良かったのかどうか、もっと客観的に議論すべきだったかどうかというのは反省してございますので、引き続き第三者委員会の中でよく見ていただきたいというふうに思ってございます。 司会:よろしいでしょうか。 東洋経済新報:ごめんなさい。あともうちょっとすぐ終わりますので。それでこの森山さんという方は非常に特殊な方だということがこの報告書に書いてるんですけど、森山さんのような方というのは例えば美浜と大飯とかで似たような方っていうのはいらっしゃったりしないんでしょうか。 岩根:これも併せて森山氏のような方がいらっしゃるかどうかもついて調べてまいりたいと思いますけれども、私、あまりこの手の方のことはよく存じないほうかもしれませんが、今そういう方がいらっしゃるというお話は聞いておりませんが、やはりこうしたことがないのかにつきまして原子力部門、それから原子力以外の部門も含めてまして、徹底的に調べてまいりたいというふうに思ってございます。 司会:よろしいですか、次の方。そちらから順番にいきますので。すみませんが同種の質問を避けて質問してください。