「マイコプラズマ肺炎」5週連続で過去最多を更新 新型コロナとの症状の共通点・違いとは
マイコプラズマ肺炎の感染状況への受け止めは?
編集部: マイコプラズマ肺炎の感染状況について、受け止めを教えてください。 中路先生: マイコプラズマ肺炎は子どもに多くみられる感染症ですが、大人も感染する要注意です。特に「長引く咳」がみられる場合は、早めに医療機関を受診して適切な診断・治療を受けることが重要です。感染拡大を防ぐために、マスクの着用・換気・手洗いなどの基本的な感染対策が求められます。
編集部まとめ
国立感染症研究所は、直近の1週間で報告されたマイコプラズマ肺炎の1医療機関あたりの患者の報告数が2.49人と発表しました。マイコプラズマ肺炎の患者数は5週連続で過去最多を更新しており、今後も警戒が必要です。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
監修医師:
中路 幸之助 先生(医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター) 1991年兵庫医科大学卒業。医療法人愛晋会中江病院内視鏡治療センター所属。米国内科学会上席会員 日本内科学会総合内科専門医。日本消化器内視鏡学会学術評議員・指導医・専門医。日本消化器病学会本部評議員・指導医・専門医。