漢方の取り入れ方実践編/漢方薬の入手方法は?【40代・50代、漢方の知識、基本のき②前編】
Q6 市販の漢方薬は、「私の今の症状にはこれかな」と自分で判断して買って大丈夫?
A 市販薬を買うときは自己責任。判断が難しい場合は薬剤師に相談を 「市販の漢方薬を自分で購入するときは、自己責任になります。自分で判断するのが難しい場合は、ドラッグストアや薬局の薬剤師さんに相談したうえで購入するのがおすすめです。 特に、持病がある場合やアレルギーなどがある場合は、注意する必要があります」 次回、いつ飲むのか、味が苦手な場合の飲み方などの疑問に答えていただく。
【教えてくれたのは】 今津嘉宏さん 医師。「芝大門 いまづ クリニック」院長。藤田保健衛生大学医学部卒業後、慶應義塾大学医学部外科学教室に入局。国立霞ヶ浦病院外科、東京都済生会中央病院外科・副医長、慶應義塾大学医学部漢方医学センター助教、北里大学薬学部非常勤講師などを経て、2013年に「芝大門 いまづ クリニック」(東京都港区芝大門)を開業。日本外科学会認定医・専門医。日本消化器病学会専門医。日本東洋医学会専門医・指導医。西洋医学と東洋医学に精通し、科学的見地に立って漢方による治療を実践。おもな著書に『健康保険が使える漢方薬の事典』(つちや書店)、『まずはコレだけ! 漢方薬』(じほう)などがある。 写真/Shutterstock 取材・原文/和田美穂