部活動の地域移行のモデルケースとなるか 吹奏楽部の廃部を受け誕生した地域クラブ 子どもと大人がひとつになった演奏会(山形市)
高楯中学校から楽器の一部を借りたり、高瀬コミュニティセンターから練習場所を 提供してもらったりと、地域の理解や協力も得られ、クラブは動き出しました。 まだ練習期間も少ない4月に演奏した童謡「ふるさと」です。 その後、メンバーも増え、小学生から74歳の方まで年齢層も幅広くなりました。 子どもたちは大人から教わりながら成長しているようです。 代表 安孫子真澄さん「音楽が真ん中にあるおかげで、教え合うとか一緒に練習したりとか、自然に出来ているのが私から見ていてもいい場になっているなと」 10月20日の高瀬地区の文化祭に向け、仕上がりも上々のようです。 グロッケン 中学校2年生 安孫子真依さん「自分の音がしっかり出せて周りといい音が奏でられる演奏がしたいです」 トランペット 小学校5年生 高橋永愛さん「見ている人が自分も吹きたいってなるように見る人も笑顔になって楽しそうだなって思ってもらえるような演奏したいです」 そして迎えた今月20日の文化祭当日。高瀬コミュニティセンターの演奏会場には大勢の観客が訪れました。 「私たちは『たかだて吹奏楽クラブ』です。今回が初めての演奏披露となり、緊張しています。少しでも楽しんで聴いていただけたらうれしいです」 最初は高楯中学校の校歌の演奏でスタートです。 安孫子真澄 代表「『たかだて吹奏楽クラブ』のモットーは『できることをできる範囲で』です。ご覧の通り打楽器は十分ありませんし、人数が足りていないパートもあります」 「私たちはここで集まって音楽をする意味や価値観を今回の演奏会でも会場にいる我々と皆さんで感じ合えたらいいなと思っています」 最後は唱歌「ふるさと」の演奏です。 演奏後にはアンコールの声が上がりました。これに応えてもう一曲が演奏されました。 演奏後には観客から大きな拍手が送られました。 たかだて吹奏楽クラブ 安孫子真澄代表「本当に素晴らしかったです。私が一番楽しかった気がしてます。いい演奏を聞かせてもらったなと」
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