部活動の地域移行のモデルケースとなるか 吹奏楽部の廃部を受け誕生した地域クラブ 子どもと大人がひとつになった演奏会(山形市)
テレビユー山形
中学校の吹奏楽部の廃部を受けて、新たに結成された山形市の地域クラブがあります。 今月そのクラブが、目標にしていた地域の文化祭で初めて演奏を披露しました。 【写真を見る】部活動の地域移行のモデルケースとなるか 吹奏楽部の廃部を受け誕生した地域クラブ 子どもと大人がひとつになった演奏会(山形市) 楽器を始めて間もない子どもも多い中、どんな演奏になったのでしょうか。 毎週水曜日と木曜日の夕暮れ時、山形市の「高瀬コミュニティセンター」に地域クラブ「たかだて吹奏楽クラブ」のメンバーが集まり、練習が始まります。 メンバーは楽器を始めて半年ほどの地元の小中学生から経験者の大人まで。地元以外の山形市内や天童市からも音楽好きが集まっています。 春から練習を積み重ね、みなさん、手ごたえを感じているようです。 クラリネット 中学校2年生 東海林結音さん「指が早く動くようになってきたので、そこが良くなってきたところかなと思います」 トロンボーン 中学2年生 安孫子佳昭さん「最初の方は音を出すのに苦労はしましたけれども 今はまあ結構、音出せるようになって色んな曲、弾けるようになってきました」 フルート 小学校5年生 及川澪音さん「結構、音が出せるようになったんですけど、まだ余り伸ばせられないところが多いので、そこを練習頑張っていこうと思います」 トランペット 小林正次さん「初めて子どもたちは(楽器を)触った子がほとんどなんですけど、あっという間に上達してますので、すごいと思います。家でも一生懸命やってるんだと思います」 小林さんの上達の方はいかがすか? 「(上達)しました。とは言えないですね。かろうじて何とか一曲、気持ち良く吹けたらいいなと思うくらいです。半年間のそれが私の成果です」 「たかだて吹奏楽クラブ」の代表が安孫子真澄(あびこ・ますみ)さんです。 高楯中学校の吹奏楽部が生徒数の減少により、昨年度で廃部になることを受け、去年10月、地域の人たちが中心となって活動する「地域クラブ」を立ち上げました。 たかだて吹奏楽クラブ 安孫子真澄 代表「私、中学校の吹奏楽部のOBで自分が今も音楽を楽しんでいる原点になった場所なので、放課後音楽をするという選択肢を子どもたちに残したいなと思って」
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