1月スタートの全国おすすめ展覧会15選:本阿弥光悦、印象派、ゴッホ・アライブ、オチ・オサム、白髪一雄、山野アンダーソン陽子など
ゴッホ・アライブ東京展(寺田倉庫G1ビル、東京)
天王洲アイルの寺田倉庫G1ビルでは、ゴッホの作品3000点以上をイマーシブな映像として体験できる展覧会が開催される。世界99都市を巡回し、900万人以上を動員してきた本展。国内では名古屋と神戸で開催され、のべ約34万人が来場したという。サラウンド音響やアロマの仕掛けも施された空間で、ゴッホ作品の没入体験を味わいたい。 会場:寺田倉庫G1ビル 会期:1月6日~3月31日
ガラスの器と静物画 山野アンダーソン陽子と18人の画家(東京オペラシティ アートギャラリー)
本展は、ガラス作家・山野アンダーソン陽子の作品を起点とするプロジェクト「Glass Tableware in Still Life(静物画のなかのガラス食器)」を紹介する企画。画家から伝えられたガラス作品のイメージを山野が造形し、それを画家が描く。さらに、写真家・三部正博が画家たちのアトリエを撮影し、デザイナー・須山悠里が本をデザインする。この連続的なコラボレーションで生み出された、クリアーガラスの食器、絵画、写真が公開される。 会場:東京オペラシティ アートギャラリー 会期:1月17日~3月24日
DIG SHIBUYA 2024(Spotify O-EASTほか渋谷周辺エリア、東京)
テクノロジーとアートを掛け合わせ、最新カルチャーを体験できる3日間のイベント「DIG SHIBUYA(ディグシブヤ)」。渋谷公園通り周辺エリア、代々木公園ケヤキ並木などの公共スペースや周辺のギャラリースペースを舞台に、最新テクノロジーを絡めたアートを展開する。第1回となる今回は、ロサンゼルス拠点のFriendsWithYou(フレンズウィズユー)をメインアーティストに迎え、「Magic, Luck and Friendship(魔法、運と友情)」をモットーにした彼らのインスタレーション作品やパフォーマンスを発表する。 会場:Spotify O-EASTほか渋谷周辺エリア 会期:1月12日~1月14日
AINU ART―モレウのうた(北海道立近代美術館)
札幌市内にある北海道立近代美術館では、アイヌの特徴的な渦巻き文様であるモレウをテーマとした展覧会が開催される。モレウを中心に、アイヌアートの多様性とデザイン性に富んだ造形力に焦点が当てられる。木工芸、染織の優品のほか、貝澤徹、西田香代子、藤戸康平らの近作も注目だ。 会場:北海道立近代美術館 会期:1月13日~3月10日