体育祭の練習中に熱中症 十数人が体調不良、女子4人が救急搬送 広島市の高陽東高校
17日正午ごろ、広島市安佐北区落合南の高陽東高のグラウンドで、体育祭の予行演習をしていた16~18歳の女子生徒4人が熱中症の疑いで救急搬送された。市消防局によると、1人が重症、3人が軽症の見込み。いずれも意識はあり、命に別条はないという。 【画像】体育祭の予行演習をしていた高陽東高のグラウンド 同校によると、この日は全校生徒約700人で終日、2日後の体育祭に向けた予行演習を計画。午前9時から入場行進や準備運動などをしていて4人が体調不良を訴え、搬送された。他にも男女約10人が気分が悪いなどとして保健室で休んだり早退したりした。同校は午後の予定を中止。19日の本番も競技の一部を減らし、午前中のみの開催にするという。 広島地方気象台によると、この日の同区三入の最高気温は35・5度で2日連続の「猛暑日」を記録。同校は暑さ対策として午前中に10分程度の休憩時間を設け、テント下で生徒に水分補給を促すなどしたとしている。
中国新聞社