子どもが「図書館で借りた本」が、雨でびしょ濡れに! 乾かせばそのまま「返却」して問題ない? 弁償は必要なの? 対応方法を解説
びしょぬれになった本は弁償しなければならない?
ぬれた本が修復可能な場合は、弁償は必要ないようです。しかし、ゴワゴワになるなど修復不可能な状態になると、弁償が必要なケースもあります。弁償が必要になるかどうかは図書館の判断になるためケースバイケースです。 弁償する際は、ぬれた本と同じものを購入して図書館に納めます。絶版などで購入できない本は現金で弁償します。
びしょぬれ以外で弁償になるケース
本がびしょぬれになる以外では、本の破損や汚れ、落書きなどが弁償になるケースがあります。これらも、修復不可能などで再利用できないと判断されたときは弁償が必要です。 ページが破れたときなども、自己流で修理するのではなく、まずは図書館に連絡しましょう。
本をぬらさないためには
本をぬらすと、修復のため多くの手間がかかります。ぬらさないようにするためには、雨の日にはできるだけ本を持ち運ばないようにしましょう。やむを得ず持ち運ばなければならないときは、ビニール袋に入れるなどの対策が有効です。 また、本とペットボトルなどの飲み物をバッグに入れて持ち運ぶ際も、飲み物をこぼさないように注意しましょう。特に、夏はペットボトルに水滴がつきやすいため、タオルでくるむなどの対策をしておかないと本がぬれることがあります。
まとめ
本がびしょぬれになったときに、ドライヤーなどで乾燥させるとゴワゴワになって修復不可能になります。修復不可能になると弁償が必要です。 正しい対応を行えば、ある程度修復できて弁償しなくてよいケースもあるため、ぬらした場合はすぐに図書館に連絡しましょう。図書館の本はみんなの財産ですから、大切に扱うように心がけることが大切です。 執筆者:山根厚介 2級ファイナンシャルプランニング技能士
ファイナンシャルフィールド編集部