ブローザホーン、状態を見ながら有馬記念へ 同一年の春秋グランプリ制覇なるか
今年の宝塚記念の覇者で、前走ジャパンC12着のブローザホーン(牡5、吉岡)が、馬の状態を見ながら、有馬記念(G1、芝2500メートル、12月22日=中山)に向かうことになった。 26日、管理する吉岡師が発表した。20年クロノジェネシス以来、4年ぶりの同一年春秋グランプリ制覇を狙う。 吉岡師は「馬の状態に問題がなければ、有馬記念に向かう予定です。ジャパンCに関しては、展開が合わなかったですね。ただ、具合は良かったです。(展開など条件が)かみ合えば、やれていいと思います」と話した。 同馬は、今年1月の日経新春杯で重賞初制覇。G1初挑戦となった天皇賞・春で2着と好走すると、続く宝塚記念では重馬場をものともせず、ドウデュースなどの強敵を破って、G1初制覇を飾った。