Zoom独自のメモ機能「Zoom Docs」登場。機能や使いやすさはどう?
AI機能を使いこなせるとよさそう!
課金すれば、AI機能も利用できます。その機能は期待どおり優れているようです。入力したテキストを要約し、別のトーンで書き直し、プロンプトに基づいて一般的な人工テキストブロックを大量に生成することも可能。OpenAI ChatGPTやGoogle Geminiなどのツールを使用したことがある人なら、これはすべてお馴染みのものですね。 さらに、AIを利用すればビデオ会議の内容を文字起こしして、テキスト形式で要約することもできます。ドキュメントから会議を開始またはスケジュールを組むことも可能です。 Zoomのホワイトボードをドキュメントに直接埋め込んだり、Zoomミーティング内から直接ドキュメントを作成したりできるほか、かなり洗練されたタグ付け機能や通知機能も組み込まれています。 ドキュメントの共有、修正、コメントを残すなどのタスクは、ソフトウェアによって適切に処理されます。つまり、最大100人がひとつのドキュメントで作業でき、必要に応じて表示および編集権限を管理できます。 上で述べたように、Zoom Docsは多くの点でドキュメントエディターというよりもWikiエディターの傾向が強く、Zoom Docs内のツールを組み合わせることでより使いこなせる幅が広がりそうです。文章作成だけでなく、プロジェクト計画や簡単なスプレッドシート作業にも適しているでしょう。 Googleドキュメントは数十年前からあり、さまざまな場面で多くの人に使われているサービスですが、Zoomを日常的に使用している場合、Zoom Docsは洗練された便利なアドオンだと言えるでしょう。AI機能を最大限に活用できる人には、こっちのほうが便利なのかも。
高橋真紀