最も集客したクラブは? Jリーグ観客数ランキング23位。7年ぶりの平均1万人超え! 一時低迷も驚異の追い上げ
2024シーズンの明治安田J1リーグはヴィッセル神戸の連覇で幕を閉じた。優勝争いや残留争いなど、長いシーズンの中でそれぞれのクラブに紆余曲折があったが、シーズンを通して最も多くの観衆を動員したクラブはどこなのか。J1~J3の全60クラブのホームゲーム入場者数を集計してランキング形式で紹介する。
23位:モンテディオ山形 本拠地: NDソフトスタジアム山形 収容可能人数:20,638人 平均入場者数:10,265人 今季のJ2リーグで5位に滑り込んだモンテディオ山形は、10,265人の平均入場者数を記録した。1万人を越えたのはJ1時代の2015年シーズン以来であり、久々の大台突破となった。 シーズン途中まで絶不調に陥っていた山形。入場者数もその低調ぶりに伴って低空飛行を続け、第19節大分トリニータ戦では週末開催のゲームとして最低の7,101人を記録。しかし、後半戦に驚異的な追い上げを見せると観客数も伸びるようになった。 特にシーズン終盤の9連勝中は1万人越えの試合を連発し、J1昇格プレーオフ進出がかかった最終節のジェフユナイテッド千葉戦は今季最多の19,316人がスタジアムに詰めかけた。 2番目に観客数が多かったのは第21節に行われたベガルタ仙台との“みちのくダービー”だった。1-1の引き分けで終わったこの試合は、16,607人の観客が来場し、ダービーの行く末を見守った。 今季観客数が急増した山形だが、クラブは新スタジアムの建設に着手している。2028年の夏ごろに開業を目指す新スタジアムの収容人数は15,000人程度となる見込みで、陸上競技場を使用している現在よりも臨場感のある観戦が期待される。
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