ブラッスリーノットのタップテイクオーバーで代表の植竹大海さんに会った(前編)
続いて注文したのは「ワイルドフラワー」。見た目は「フラワー」と同じなのは、同じベルジャンホワイトだから。アルコール度数は6・5%。「こちらは地元で獲れた古代小麦の原種を使っています」と植竹さん。だから「ワイルドフラワー」なのか。「そこにユズ、サンショウ、コリアンダーシード、麻の実を加えてワイルドな味わいにしました」。バナナのようなベルジャン酵母のエステル香が「フラワー」よりも強いが、植竹さんいわく「ベルジャン酵母とセゾン系酵母の2種類を使っています。全体的に小麦の味わいも強く、ユズでふんわりと柑橘(かんきつ)の香りを乗せています。限定ビールは地元の素材を使いたいんですよ」。地元の農産物などの活用は地元への貢献にもつながるし、地元のPRにもなる。後編では「これぞ地元・道東ならではのビール」も飲むことになる。乞うご期待。(この項続く)
■鈴木 学(すずき・まなぶ) サンケイスポーツWEB編集長。第1次東京五輪世代(第2次は2021年に誕生した)。1993年2月にサンスポの競馬担当となり、2年間のブランク(運動部デスク)を挟んで競馬にどっぷり漬かっている。現場記者時代は紙上で予想コラム「鈴木に学べ」を連載も、たまに「鈴木が学べ」に。現在は、「サンスポZBAT!競馬」にてWEB限定長編予想エッセー「居酒屋ブルース」を連載中。競馬は仕事で、クラフトビールの飲み歩きが趣味。