「火に油を注ぐ覚悟を…」バルセロナ、オルモ問題解決に楽観的!?スペインスーパー杯の帯同メンバー入り「最後の努力として…」
スーペルコパ・デ・エスパーニャ準決勝、バルセロナ対アスレティック・ビルバオの試合が現地時間8日に行われる。この試合に先駆け、バルセロナが帯同メンバーを発表した。その中に選手登録不可のスペイン代表MFダニ・オルモが含まれていると、英メディア『スポーティングニュース』が報じている。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! バルセロナは今夏、チームに所属するデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセンやウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが長期離脱したため、この2人の給与枠の一部を使うという特例措置を使い、ライプツィヒからオルモを完全移籍で獲得して2030年6月までの6年契約を結んだ。しかし、クリステンセンやアラウホが順調に回復したことで、バルセロナは給与上限の規定を満たすために、新たな収入を確保する必要性が生じる。しかし、昨年12月31日の期限までに書類提出が間に合わなかったことで、オルモの選手登録が不可能になった。それはリーグ戦だけでなく、スペイン国王杯やスーペルコパ・デ・エスパーニャでもプレーできないことを意味する。 それにもかかわらず、サウジアラビアで開催されるスーペルコパ・デ・エスパーニャに向けて、バルセロナの帯同メンバーにオルモが含まれていることが明らかになった。同メディアによると「この件に関する解決策は閉ざされたように見えるが、バルセロナは決定を覆すための最後の努力として、1月7日にスポーツ仲裁裁判所に訴える予定だ。ラ・リーガとスペインサッカー連盟の命令に反抗する姿勢を示し、オルモとパウ・ビクトルはスーパーカップのためにサウジアラビアへ遠征するチームに含まれた」という。それを踏まえ、同メディアは「バルセロナはオルモをめぐるラ・リーガとの争いで、火に油を注ぐ覚悟をしている」との見解を示した。
フットボールチャンネル編集部