梅雨の時期もふかふかのタオルを使いたい!タオルを洗う時にやるべきこととNGなこととは?
柔らかくてふわふわのタオルは日々のバスルームでのひとときを一変させてくれます。スパのような体験をもたらし、心地よくリラックスした気持ちをもたらしてくれるでしょう。 【写真集】タオルをふかふかにする方法とやってはいけないこと しかし最初は柔らかかったタオルもずっと柔らかいままではいてくれません。使ったり洗ったりするごとに固くごわごわになっていき、次第に使うと紙やすりで体を拭いているような気持ちにすらなります。でも実はタオルを復活させ、柔らかさを長持ちさせる方法があるのです。常にふかふかなタオルがある場所といえばホテル。そこで今回はロンドン・ヒルトンのランドリー部門の責任者、カタジナ・クリレックにタオルをふかふかに保つ秘訣を聞きました。
1. よく振る
まずとても簡単な方法から紹介しましょう。洗濯機に入れる前にタオルをよく振るのです。クリレックによると、タオルを振ると洗濯機のなかでタオルが洗剤を吸収しやすくなります。「振ると繊維が少し開き、洗剤が内側に浸透するのです」と説明しています。
2. 水の硬度に注意する
日本は軟水の地域が多いですが、硬水が使われている地域もあります。水の硬度は洗濯物にどのような影響を及ぼすのでしょうか? 硬水にはマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが多く含まれています。これらのミネラルがタオルに付着すると、感触がごわごわになります。またミネラルは洗濯機の水垢の原因にもなります。まず自分の住んでいる地域が軟水なのか硬水なのかを調べてみましょう。 そして硬水だったら、軟水器を入手しましょう。軟水器とはカルシウムやマグネシウムを除去してくれる機器です。それを洗濯機に繋がっている水道の蛇口などに取り付けるとタオルの柔らかさを維持し、洗濯機に水垢が蓄積するのも防げます。 また洗濯機の水垢に関しては、ときどき蒸留した白ワインビネガーを1カップ加えるか、水垢をとる専用の洗剤を入れて洗濯槽を掃除するのもいいでしょう。水垢が溜まるのを防げます。
3. 洗剤やコンディショナーを使いすぎない
タオルがごわごわになってくると柔軟剤をたくさん入れたくなるかもしれません。でも使い過ぎると問題が悪化するので注意しましょう。 クレリックによると柔軟剤はタオルをより柔らかくし、いい香りにしてくれます。しかし使い過ぎるとタオルの繊維に潤滑油が塗られた状態になり、吸水性が悪くなります。 「品質が落ちないように柔軟剤は常に適量を使うようにしましょう」とクレリックはアドバイスしています。洗剤の使いすぎもタオルを固くします。必ずメーカーの指示している量を使いましょう。